Australia Japan Health Care Network
オーストラリア ジャパン ヘルスケア ネットワーク



Dementia Care  オーストラリアの認知症ケア


認知症ケアのあらまし

オーストラリアでは、過去20年間で、認知症ケアの著しい進歩が見られました。メディカルモデルからソーシャルモデルへの移行はもちろんのこと、認知症高齢者のQOLを高めるために、認知症対応型施設の設計や内装の研究、認知症高齢者のためのアクティビティの研究が行われ、国中で認知症ケアのスタッフ養成に力が入れられるようになりました。
行動障害を伴う認知症高齢者は、スペシャルケア・ユニットとよばれる専門施設でケアを受けることになりますが、そこでは、特別なトレーニングを受けた介護者によるクリエイティブな個別ケアが提供されています。




認知症ケア施設例

ザ・ベクスリー・センター

セルフケア・ユニット、一般型ローケア施設、認知症対応型ローケア施設、在宅ケア部門から構成されています。

認知症対応型ローケア施設であるカービー・コートでは、入居者からスタッフが出入りをするドアが見えないように工夫された設計をご覧頂き、バスの停留所、マルチ・センサーリー・ルームなどを使った質の高いケアの実際をご覧いただきます。少人数のグループの場合は、入居者との交流も可能です。



ホーリー・スピリット

カソリックヘルスとシドニー中部保健地区のパートナーシップで2004年にオープンされた
127床の総合型施設。ローケア、ハイケア、認知症対応型、老年精神疾患対応型、エキストラサービスがある。それぞれ独立した「ハウス」で適切なケアが提供されている。精神疾患、あるいは精神疾患と認知症の両方をもつ高齢者に対応できる、数少ない施設のひとつである。



エーベル・T・スペシャルケア

オーストラリア・ジャパン・ヘルスケア・ネットワークのまとめ役である
ボブ・プライスが、40年の経験と知識をつぎ込んで作り上げた認知症対応型施設。
認知症のきちっとした理解をされている方に限り、ボブ同行で視察が許可されている。




ウォルダ・グレイブ・ハウス

24床(うち2床はショートステイ用)の認知症対応型ローケア施設で、そのケアの素晴らしさと優れた設計の両面から注目を浴びている施設です。

鏡状に2つの棟がのびており、その2棟を庭でつないだ形の設計で、庭自体も2重の構造になっおり、1番目の庭と2番目の庭の間は柵で仕切られています。つまり、2番目の庭は、入居者にとっては、「施設の外の通り」であるわけですが、この庭を使ったケアのくふうをぜひご覧いただきたいと思います。

また、認知症高齢者の認知能力の衰退段階を踏まえた個別のアクティビティも盛んで、入居者の毎日の生活に自然な形で導入されています。




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